鼠蹊ヘルニア(鼠径ヘルニア・そけいヘルニア)の症状
そけい鼠蹊ヘルニアは見るだけで発症していることが簡単にわかります。まず、そけい鼠蹊ヘルニアの症状は名前の通りそけい鼠蹊部が膨らんで腫む病気です。ですが、そけい鼠蹊部が膨らむのはお腹に思いっきり力を入れた時だけで、通常時にはあまり膨らみは目立ちません。そして痛みもあまりないものなので、意識をしておかないと見つけるのは難しくなるでしょう。痛みがない分あまり深刻な病状だと考えない方がいらっしゃいますが、それは大きな間違いで放置をしておくと次第にヘルニア部分が肥大化してしまいますので、注意が必要です。この状態のそけい鼠蹊ヘルニアはまだ安全で体には支障が起きない程度の病状ですが、これから紹介する「かん頓」という病状は大変危険なそけい鼠蹊ヘルニアです。
かん頓とは飛び出してしまった腸などが押しても元の状態に戻らず、激しい痛みを伴ってしまう病状のことです。先ほど紹介したそけい鼠蹊ヘルニアの状態であれば、飛び出した部分も比較的柔らかく、押すと凹むのが特徴です。その点かん頓の場合は押すと痛みがあり、硬くなっているのが特徴ですね。かん頓は放っておくと血液の流れを妨げてしまいその周辺の組織がうっ血状態となり壊死してしまう可能性があります。そして、重症になると腸に穴があいてしまったりして取り返しのつかないことになってしまいますので、注意が必要なのです。

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