食道裂孔ヘルニアの治療法
ヘルニアという重い病気は、医療の進歩で比較的簡単に治療する事ができるようになってきています。その中の一つに食道裂孔ヘルニアがありますが、このヘルニアも昔は手術でしか治療ができないと言われていましたが現在では様々な治療法が行われるようになっています。今回は食道裂孔ヘルニアの治療法についてご紹介いたします。症状が軽く日常生活に支障があまりないものでしたら保存療法という手術を行わないで普段の生活習慣を改善する事で行う治療方法を行います。まず姿勢を矯正します。姿勢が前屈位になったり横臥になったりしてしまう事を改善しましょう。これは普段の生活の時も姿勢を正し就寝時にも20度程度体を浮かして寝る事が重要になってきます。次に、食事を改善します。食道裂孔ヘルニアでは胃になるべく負担をかけさせないことが最大の治療法となりますので、なるべく消化の良い食物を数回に分けて摂取するようにします。また、糖分や脂質の多いものもなるべく避け、便秘や肥満などで胃に負担をかけさせないようにします。
そして、生活改善で治療ができない部分は薬物治療をおこないます。食道に逆流してしまう胃酸の分泌をなるべく抑えるためにプロトンポンプ阻害剤という薬とH2ブロッカーという薬を使用します。症状が軽い場合にはこの二つの薬を投与するだけで食道裂孔ヘルニアは治療することができますが、服用する事で体調を悪くしてしまう可能性がありますので、使用する場合には体調をしっかりと医師に相談してから服用する事をお勧めします。

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